登山やスキーウェア、スノーボード、キャンプ、釣りなど全てのアウトドアに欠かせないアイテムとなっているのがゴアテックスのウェアです。
長く使えるんですけど、やっぱり使っているとちょっとずつ破れてきます。しかし、ゴアテックス パーマネント リペアシートを買って修理すれば、費用をかけず使い続けることができます。
今回、私が直したアイテムはMAMMUTのゴアテックスパンツです。大体7年前ぐらい使ったのでそろそろ寿命ですが、なんとか修理してもう少し使いたい!
今回直すのはゴアテックスパンツ
私の持っているゴアテックスのパンツですが、おしりのところがちょっと破れてしまいました。雪山用なので、これじゃあ座った時に雪が溶けておしりが冷たくなってしまう…。

というわけで、さっそく直していきますが、その前に修理に必要なものを紹介します。
ゴアテックス修理に必須の「ゴアテックス パーマネント リペアシート」

モンベルで販売している「ゴアテックス パーマネントリペアシート」(GORE-TEX PERMANENT REPAIR SHEET)、直訳すると、ゴアテックス永遠に修理するシート、です。
サイズは20cm ✕ 20cmです。
ゴアテックス修理開始
まずは破れている箇所を縫います。家にミシンがあったので、それを使って縫いました。
ミシンがなければ手縫いでもぜんぜん大丈夫です。
表側はこんな感じです。できるだけ細かく縫ったほうがいいと思います。もしもリペアシートが剥がれてしまっても穴が小さい方がいいので。

内側はこんな感じ。

この縫い目に合わせて購入したゴアテックス パーマネントリペアシートを切ります。切る際にはできるだけ角がないように丸や楕円などの形で切ったほうが剥がれにくいです。
それを内側から縫い目の上に合わせて、アイロンをします。
説明書にも書いてありますが、中温(160度)であて布をして20秒ほどあてます。思ってるよりも熱いですが大丈夫です。
接着後、温かいうちはまだ接着剤が柔らかい状態なので、少し冷えるまで待ちます。
くっついてない部分があれば、再度あて布の上からアイロンをあてましょう。そうすればくっつきます。

ピタッとくっついているのがわかります。完璧に修復完了です。
ゴアテックスの商品は高級なものが多いので、このパーマネントリペアシートはゴア製品を使っていたら持っておいて損はありません。むしろ必須アイテム。
まとめ
本記事では、モンベルのゴアテックス パーマネントリペアシートを使ってゴアテックスパンツを修理するやり方をお届けしました。はっきり言ってめちゃくちゃ簡単です。
ゴアテックスのジャケットやパンツが破れちゃった、という方は捨てちゃう前に修理できないか試してみましょう。
1000円せずに買うことができるので、数万円する新しいウェアを買うことを考えれば格安です。やらない理由がありません。
昔、ゴアのウェアを修理に出したら一万円ぐらいかかったし…。
ちなみに、似たような製品で、モンベルが販売しているリペアシートという商品はアウトドアウェアやギアが壊れた時の応急処置用です。
ウェア類やテントなどが破れちゃった時にその場しのぎで直すためのものなので、似ているけれど間違えて買わないようにしましょう。
こちらは、テント泊や、縦走やロングトレイルに挑戦する人は持っていった方がいいです。
雨が降った時でもこれですぐに直すことができるので、必要な方は買っておきましょう。